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はじめました

ANTI REMOTEWORK

こんにちは。てるまです。



最近Twitterでも、「今日はオンラインで学校や会社にいかなくていいから朝ゆっくりできる!」みたいなツイートをよく見かけます。

コロナ禍の数少ない功績としてリモートでの会議や授業、仕事などの普及が挙げられることが多いですよね。(ここではこうしたオンラインでの活動を総称してリモートワークと呼ぶことにします)

リモートワークは自宅で作業を行うことで起床時間を遅らせることができ、朝の満員電車に乗ることも回避できるなどの恩恵があります。

しかし結論から申し上げると、リモートワークにはデメリットが多いです。

僕は生まれつきアンチ・リモートワークの業を背負って生きているので、リモートワークの危険性について警鐘を鳴らす役割があると自負しています。
今回はコロナ直撃世代を代表して、リモートワークの危険性について解説します。

 

リモートワークのメリット

リモートワークのデメリットだけを語るのはアンフェアなので、まずはメリットをまとめます。

移動の時間が浮く

リモートワークをする上で最も大きいのは、移動時間を節約できることでしょう。
通勤・通学をする際は、朝早く起きて準備をし、地獄の権化みたいな満員電車に乗って仕事に行かなければなりません。

移動の時間が必要ないということは起きる時間を遅らせることもできるので、睡眠時間を長く取ることができ、朝の生活がだいぶラクになります。

また、浮いた時間を利用して家事を進めることができるほか、筋トレなど時間を有効活用することで自身を高めることも可能です。

好きな場所に住むことができる

フルリモートであれば決まった仕事場に行く必要がないので、好きな場所に住むことができます。
東京の企業に勤めても地方でゆったりと暮らせば、家賃を浮かせることができるでしょう。

また、働く際の選択肢を大幅に増やすことができます。

面倒なコミュニケーションを避けることができる

リモートワークは必要なときに必要な相手とだけコミュニケーションを取ればよいので、職場での面倒な人間関係やコミュニケーションを避けることができます。

オンライン会議などでとんでもない嫌味や京都弁を言われたとしても、画面越しであれば受けるダメージは半減されるでしょう。

リモートワークのデメリット

リモートワークにはメリットだけではありません。
デメリットを解説します。

コミュニケーション量が減る

リモートワークでは業務上必要なこと以外のコミュニケーションを取るハードルが極めて高く、単純なコミュニケーション量が減少します。

人間は他者との関わりの中で生きているので、コミュニケーション量の減少は閉塞感や孤独感をもたらし、人を幸福から遠ざけます。
リアルのコミュニケーションを代用する形でSNSの利用が増えるかもしれません。

もちろんリモートワークによって嫌な人間関係を薄くすることはできますが、日常における最低限のFace-to-faceのコミュニケーションは人間生活にとって不可欠です。

自宅は誘惑が多い

最近ではリモートでの作業をカフェや図書館、ワーキングスペースなどでおこなうケースが増えています。
しかし、情報が何よりも重要な現代社会において、特に社会人は会社の情報漏洩を避ける必要があります。
また社会人ではなくても、カフェのフリーWi-Fiを使って作業することは危険です。

こうしたことから、どこでも作業することができるように見えて、自宅での作業を余儀なくされることが意外と多いのではないでしょうか。

自宅にはお布団という日中の最大の敵がいます。
人間にとって、こいつと一日中戦わなければならないのは、ゼルネアスザシアン対面くらい不利です。

外部からの刺激が極端に少なくなる

リモートワークの最大の問題点は、外部からの刺激が激減することです。

家に引きこもって作業をしていても、もし仮に部屋の中に綺麗なお姉さんがいれば、作業効率は無限倍になるでしょう。

つまり、自宅で作業する上で「誘惑が多い」ことが大きな問題点として捉えられがちなのですが、実は外界と断絶していることの方が重大な問題なのです。

人間は何らかの外的な刺激がないと、考えることをやめてしまいます。

なぜなら考えることは人間にとって労力であり、外的な刺激がない状況はある意味安全といえるので、何かを考える必要性が薄れるからです。

考えることをやめると、気づいたら布団に入っていたりします。
スマホを触ってふと時計を見たら数時間経っていたりします。
自分が今日何をしていたのかよくわからないまま一日が終わったりします。

こうした状況が日常的になると、他者からのフィードバックがないので、これらが改善されないまま継続することになります。

つまり、自分でも気づかないうちに少しずつ、「普通」の人間からかけ離れていきます。

人間が人間として生きるためには、良いものであれ悪いものであれ、外的な刺激が必要不可欠なのです。

まとめ・結論

「刺激が大事」「自己管理をしよう」

ここまで散々リモートワークの悪口を言ってきましたが、これらはすべて自己管理さえできていれば解決します。

リモートワークは自己管理ができる人にとっては人生の選択肢を多様化するものですが、自己管理ができない人にとっては破滅への道です。

 

リモートワークのデメリットは、全て僕の実体験をもとに書いています。
もしかしたら普通の人は家でも当たり前に活動できるのかもしれません。

恐らくそのような方は、リモートワークをしていても外的な刺激が得られるようにしているのでしょう。

僕のようにリモートワークが苦手な人は、何とかして外的な刺激を得られる環境を作り出すことが必要です。

 

善く生きること、難しすぎるぜ〜。